(54)最近スタートしたコーン・オプション取引は?
- −Q− いまは粗糖、大豆、コーンと3つ揃っているオプション取引ですが、コーンのオプション開始が大幅に遅れました。コーン・オプションが延び延びになったのは何故ですか?
- −A− 東穀取でオプション取引が始まったころには、まだコーン先物が本上場されていませんでした。試験上場が終わって、本上場になってからまだ日が浅いですが、運好く東穀取のコンピュータ・システムが新しくなって、ようやくオプションを開始する運びになったわけです。
- −Q− 東穀取のコーンのオプション取引は始めたのが97年9月ですから、試験的な段階でしょうが、今後の発展性については大きな期待が寄せられています。
- −A− うれしいことです。コーン・オプションは、97年9月16日から始めたわけですが、すでに月間出来高では先輩の大豆オプションや粗糖オプションを抜く勢いです。このまま行きますと、トップに躍り出る日も近いかもしれません。取組高も増えています。
- マーケットメーカーも、新たに8社がコーン・オプションのマーケット・メーカーに指定されています。それに、コーン・オプションの開始を機に、新しく4社がマーケット・メーカーになりました。このことは、非常に心強く思いました。
- 貴方がこのような特集を組んでくださることも、オプション取引全体の隆盛の大変な励ましになると思います。コーン・オプション市場は、初めからマーケット・メーカーが入って開始できたことも、出来高の伸びる弾みなっていると思います。
- −Q− 相当な量ですね。人気最高の大型商品ですから、やがてはオプション取引のボリュームも大きくなるでしょう。
- −A− シカゴでは、コーン先物の出来高が96年には1,962万枚、97年には1,698万枚でしたが、オプションは96年には660万枚(先物の33%)、97年には496万枚(先物の30%)出来ています。東穀取のコーン先物は96年には1,603万枚、97年には1,384万枚出来ましたから、将来的にオプションが先物の10%出来たら、大変な数量になります。
- −Q− かつてのムードとは違って、いまはオプション取引のマーケット・メーカーという立場を負担と感じていないようですね。
- −A− いろんな点で、現代人のニーズに合ったオプション商品を、新たな商品先物のイメージで、アメリカやヨーロッパのように、日本でも、多くの現代人のニーズを取り込めるものと思います。
- そのためには取引員の皆さんが力を合わせることが不可欠です。欧米先進国でこれだけ盛んなオプション取引を日本で流行しない筈はないと私は確信しています。同じボートに乗っているのですから、コーン・オプションを始めるとき、率先して2品目を担当してくれた取引員には大変心強く感じました。
続く
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