平成20年 2月18日(月)(毎週月曜日発行)第926号
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日商協=上級外務員試験 30名が受験 
◇“めらの目”日本の商品先物は進んでいる
◆東穀取ザラバ取引 22日に会員説明会。23日に本番環境でテスト
◆岡藤HD、四半期純損失2億円
◆調査部会、2月例会は「砂糖」がテーマ
◆商品ファンド、1月の販売額3億円下回る 運用額の減少続く
◆共育シリーズ その1−どの様にやっているか
◆白金高騰 南アの供給不足が背景 市場管理委は静観
◆“先物オタクのススメ”ブラックスワンとトカゲの脳


日商協=上級外務員試験30名が受験 
  
 日本商品先物取引協会(日商協)の第一回「上級外務員試験」が2日行われた。受講者は11社から30名が選ばれた。合否の結果は、3月11日の「上級外務員認定試験小委員会」、「上級外務員認定審査委員会」の討議を経てから発表される。
 上級外務員の受講資格は、個人的には取引所が主催する顧客アドバイザー等の検定試験に合格し、各取引員が推薦した者に限られるが、行政処分等の制裁を受けた取引員に所属する外務員は受講できない、という入り口段階から高いハードルが敷かれている。
 試験内容も法令知識や受託業務の取組姿勢などの論文式筆記試験に、口述試験が加わるなど○×式テストに慣れている現代人にとっては苦手な試験といえる。それだけに名誉ある第一回の合格者は自信をもって業務に励んで頂きたい。3月11日以降の結果が注目される。

東工取の検定試験 合格率は3割前後
 東京工業品取引所(東工取)が07年に実施した「専門性向上のための検定試験」(合格者には外務員証に検印され、ステータスが高まるとされている〉は、受験者数延ベ1、680人、合格者数は同382人であった。全体での合格率は22.74%とかなり難しい結果となつている。
 これは石油科目の合格率が5%台と極端に悪いため。「難易度は全科目同じだが、貴金属やゴムはマーケットが成熟して外務員の知識も豊富、石油市場は経験不足が影響したのではないか(東工取・広報部)と見ている。
 5回目となる08年度の試験は7月5日(土)に札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の全国5会場で実施の予定。この検定試験には受験資格に制限はなく、07年試験では銀行、証券、石油会社、個人投資家などが受験している。
 TGA資格と同様に、1科目でも合格すると、日商協の上級外務員試験の受講資格が収得できるため、当事者の間で関心が高まっている。
07年度の試験結果
試験科目合格点受験者平均点合格者合格率
オプション
70
44
56.1
13
29.60%
石油
70
484
45.2
26
5.40%
貴金属
70
986
61.6
290
29.40%
ゴム
70
124
61.9
41
33.10%
アルミニウム
70
42
58.0
12
28.60%

TGA総合の合格率は5割超
 東京穀物商品取引所の顧客アドバイザー(TGA〉検定試験は2月第一週、二週にかけて初めて大阪で行われた。
 受講者数は99名、うち総合試験に合格した人が52名、合格率52.53%。単品合格者が17名で、全体の合格者は69名。受講者の7割近くが合格した。「東工取の検定試験とは難易度の差異はない」(東穀取・会員課)とすると、農産物市場に慣れ親しんでいることの証しともいえる。
 次回のTGA試験は3月6、8、13、14日の4日間にかけて行われる。定員は150名。

 (2008年2月18日―第926号)