平成20年 1月14日(月)(毎週月曜日発行)第921号
        発行所 有限会社 先物ジャーナル社
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期待と警戒の新春相場 「商品の時代」を象徴する動き
◇“めらの目”日本の商品先物、08年は底入れの年
◇“先物寸言”相場師三木瀧蔵
◆12月の出来高 東穀取が伸びる ついに「金」が首位の座明け渡す
◆金融取゛「くりっく365」12月は半減、年間では倍増
◆エース交易 自社株買い
◆調査部会 1月例会「為替」がテーマ
◆ODK情報システムが「オーテック」に社名変更
◆3社行政処分
 コムテックスに35日、USSひまわり20日の業務停止
◆先物ビジネスの将来展望(下)
◆08年「改革」スタートで明暗
 東工取は活況、東穀取ザラバで早くも混乱


期待と警戒の新春相場
「商品の時代」を象徴する動き

 日本にも遅らせばながらも漸く「商品の時代」を匂わす気配が感じられる。海外の商品相場は年明け早々から高値更新の動きをみせ、金や大豆が市場最高値を記録した。それがストレートに東京市場に反映し、近来にない活況を見せて08年の幕を開けた。
 10日付の読売新聞は経済欄で「金、穀物…相次ぐ最高値投機マネー商品先物へ」の記事を掲載、主要6品日のチャート入りで商品高の背景を紹介している。その間、ニューヨークの証券市場はサブプライム問題の後遺症を抱えて安値低迷、投資ファンドなどの投機マネーが商品先物市場に流入する動きを強め、いま世界の商品先物で運用されている資金は約1300億ドル(14兆1700億円)ともいわれ、今後さらに膨らむことが予測される。市場関係者は「金融市場のマネーが本腰を入れて商品先物市場に流れてきたらパニックに陥る。ほどほどに参入してくるのがよい」と、期待と警戒を滲ませた。
 昨年は産業構造審議会などで一連の競争力強化策が打ち出され、制度面の改革が叫ばれている。すでに東京工業品取引所は立会い時間の延長、国際化対応に着手し、出来高面でのプラス効果を生んでいる。「うちの会社、今年もう大入りがでたのよ。去年は一度も貰えなかったのに…」(取引員女子社員)今年はそんな日が何日も訪れることが期待される。
 前向きに、明るく、元気な一年でありたい。

 (2008年1月14日―第921号)