|
板画面から離れると勝利します
AZBIanning社長 片川 孝雄
投資を始めたときに殆どの人がかかる病気があります。それは『板画面依存症候群』です。実際にはこのような病気はありませんが、「投資している商品の値段が気になって気になって仕事も手につかない」ので、常に板画面を開いて見てしまうのです。見たからといってどうにかなるものではないと分かっていても、やはり気になっつてついつい板画面を見てしまいます。投資を本業としている方はともかく、将来の資産形成のためや趣味の範囲で投資をされる方は、板画面にしがみつかないほうが様々な面で勝利しやすいと考えます。
箇条書きに理由をお話ししましょう。
1.板画面を見ているとついつい余計なポジションを持ってしまう。
板画面を見ていると、相場観も確立しないままに売買をしてしまいます。また、相場師にでもなった感覚に陥り、何でもかんでも手を出してしまいます。投資は自分の投資目的と投資スタイルを確立させて、あらかじめ投資商品を選定しておき、タイミングを見計らって売買しましょう。そして、新規売買と同時にストップロス注文を出しておきます。毎日、引値をチェックすることは必要ですが、板画面を見なくても良いような余裕のある売買を心掛けてください。
2.押目待ち、戻り待ちの相場観を持っていても、待ちきれずに売買してしまう。
予め相場分析をしていたにも拘らず、板画面を見ていると押し目や戻りを待てなくなり、結果的に高値掴みや安値売込みをしてしまいます。これではパフォーマンスは落ち込んでしまいますし、場合によってはストップロスに引っかかり勝率も悪くなつてしまいます。
3.常にポジションを持ってしまい、支払い手数料が増えてしまう。
投資は「売買差金−支払い手数料=収支」です。最近は手数料が安くなったとは言え、常にポシションを持ってしまうと想定外の手数料を支払うことになります。「売買差金は大きくコストは少なく」が投資の基本です。差金はプラスだが収支はマイナスなんて方もいらっしゃるのではありませんか。
4、本業に差し障りが出てきます。
投資は将来に対する資産形成のためのものです。板画面と睨めっこをしていますと、本業に支障が出てまいります。米国の偉大な投資家ギャンは「ティッカーテープから離れると相場で勝利する」と言っています。 |