相場はテクニカル分析で…
AZPlanning 社長 片川 孝雄
 相場は噂で仕掛けて、その噂が碓認できた時には手仕舞いしなければなりません。あるいは相場が動き出したときに、どのような情報で動いているか、或いはその情報の浸透度が何合目かを知る必安があります。情報を確認できたときは、早耳筋は利食い体制にあるわけですから、情報だけが頼りの売買は常に危険が伴っていると考えたほうがよさそうです。相場はファンダメンタル情報で居所を変え、そこから新たな相場が始まると思います。つまり、居所を変えた後は力関係により相場は動くということ。その力関係を知るのがテクニカル分析ですから、テクニカル分析を征服した者が相場に勝つと孝えます。
 相場には厄介なものがあります。それは目先筋が発する情報や掲示板に流れるネタもの情報、それに風説の流布も含めた信憑性に疑問がある情報です。これらネタものの情報はコントロールできます。しかも、我々のように、その情報の出所や信憑性を分析・評価できない人間が、その情報に踊らされ損をしてしまうのが相場です。入手した情報は正しいか、その情報は新鮮味があるのか、発信元は何処かなどを確認できなければそれらの情報には目をつぶりましょう。
 相場に一つだけ正しいものがあります。それは価格ですじ。相場には様々な人(法人)が参加して、様々な人が売買した結果として価格が決まります。その値段の居所(水準)にり、過去に取り組んだ売買の評価が出てきます。つまり、取り組んだ水準よりも今が高ければ売り方は限りなく負けに近い状態にあります。当然、安ければ買い方か苦戦です。そして、苦戦している方の資金がショートして先に市場からの退出を迫られるわけですから、退出側の反対(手仕舞い・仕切り)売買により、相場はさらに不利な方向に動くことになります。そして、負けた方手仕舞うときは勝ち組もそれに合わせますから、出来高が急激に膨らみ一つの戦いが終焉します。
 相場に勝利するためには、ファンダメンタル分析10%、テクニカル分析90%の割合が良いと思います。ファンダメンタル情報を重要視しますと、情報に振り回されるために必要以上の売買を繰り返したり、思い込みが強すぎると大損をしてしまいます。しかし、テクニカル分析で売買すると必然的にストップ・ロスが発動されますから“こんなはずじゃない”という考え方が無くなり、因果玉を抱えなくて済みます。