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年度収入は予算比8割の可能性
先物協会、事業計画見直しも
日本商品先物振興協会は30日の総務委員会(島津嘉弘委員長=新日本商品会長)で平成18年度上半期(4-9月)の事業実施状況と収支状況を協議した。その結果、当該期間の会員の売買高減少を反映して、下期を含む今年度の会費収入が予算の8割程度に落ち込む可能性が高いと判断。そうした場合の事業計画見直しや運営準備金の取り崩しについては、検討を幹部会議に一任し、理事会に諮ることを了承した。
先物協会の18年度通年の会費収入予算額は4億7172万円(1枚あたり往復5円)。これに対して上半期の収入実績は2億0833万円で執行率は44.2%。また予算額を単純に2分の1として計算した場合の執行率は88.3%にとどまっている。
これだけを見れば「8割への落ち込み予想」は過小評価に思える。だが実際には、先物協会会費は前月の売買高に基づいて徴集するため、上半期の収入実績に反映するのは3月から8月の数字。そしてこの6カ月間の1カ月平均売買高を9月と10月は2カ月連続で下回っていることから、総務委は下半期の収入予測を厳しく評価。結果と
して予算に対して2割、金額にして約9000万円の減収になるとの予測を弾き出した。
先物協会は会員の売買高を明らかにしていない。このため売買高状況は国内商品市場全体から推移するしかないが、3〜8月の出来高(売買高の半分)4923万枚から求めた1カ月平均は約 820万枚。これに対して9月出来高は 680万枚、10月は 656万枚と総務委の推測を裏づける格好となっている。
先物協会ではこうした緊縮財政も反映して、取引所をはじめとする業界団体と「広報連絡協議会」を設置。商品先物業界の効率的な広報活動を推進しているところだ。
なお、今年度に入って先物協会を脱退したのは6社。入会は会員と準会員がそれぞれ1社で、全体としては会員77社、準会員1社(10月30日現在)となっている。 |